【メガテン5】メガテンて元々濃い人間関係描く作品じゃないでしょ？【真・女神転生Ⅴ】

メガテンて濃い人間関係描く作品でもないし許容範囲だったけど、もう時代遅れなんかねえ
システム面で過去作より断然遊びやすくなってて楽しめたわ

わるおとかよしおみたいに、素っ気ないように見えてふとぶっ刺さるような人間臭さが垣間見えるのがメガテンでは
まあそういうの描くのはもう無理だろうけど

ロウヒーローの場合、再会した時に人間みがなくなってるのも全て演出として計算の内だったからな
3や5はただ話の都合で狂うだけだし

むしろプレイヤー側がロウ、カオス、ニュートラルに縛られすぎてるんじゃないの

真3の元の日常を取り戻す先生エンドは解放感があって好き
先生自体は好きじゃないけど

ロウ（カオス、ニュートラル）ならこうあるべきなのに５ではそうなってない！
という批判と
なんやこれスッカスカの薄いストーリーやんけ！
っていう批判が混在してる

派閥があんまり意味無いんだよな
どっちかに属してる感が無い

主人公がいきなり神を超越したような存在になるのが良くないな
自衛ためやむを得ず悪魔の力を使っていた結果、気がつくと取り返しの付かないぐらい人外化してた、みたいなのが好みだなあ
そういう意味で太宰くんは非常に良い、モブ顔メガネも見習って

男子生徒「天使も人間襲ってた、信用できねぇ」
シナリオ進行後男子生徒居なくなってて
天使「ここに居た学生は悪魔に殺されましたよ」

今回こういうメガテンぽいシーンをなぜかクエスト
とかで全くやらずにモブに喋らせるだけで終わるの
なんでや？

恒例のカオスヒーローとロウヒーローの他にカオスヒロインやロウヒロインもいると期待したら全然違っていた

妖精の里襲われて欲しかったってのもそれやったら4Fとダダ被りじゃんと思わなくもない
あと天使が追い詰められて(比較的)良心的ってのも新鮮でいいと思うんだけどなー

悪魔が人間に優しいのは別にいいんじゃねえの
真2とかやたらフレンドリーだし1より全体的にコミカル

出てくるなり主人公を殺そうとしたカマエルでメガテン天使ってこうだよなという安心感を感じれるのが好き

ペルソナとの差別化でキャラ描写薄くしたとかかなあと思った
まあそれにしても色々唐突でムードに欠けるが

神々が合一合一って足の引っ張り合いしてる中で主人公が人間のまま仲魔とともに生き抜いて
「人魔問わず信頼と協調があれば文殊の知恵は生まれるんやで」って論破しながら叩き伏せていく
そんな単純痛快ストーリーとかでよかったような気もする

>キャラ描写薄く
？旧作もキャラが立ってて印象的な台詞吐く奴は多かった記憶
真123ifデビルサマナーあたりキチガイ率は高い、むしろキャラは濃い

反面、ペルソナ345は常識人の枠内でのキャラ立ち
かつカバラ数秘術(タロット)的な性格分類だから性格は被らず、
しかも絆システムで一人ずつ深く関われるって点で印象的にはなってるのは確かにだけど

キャラクターが孤立して宙に浮いてる感じで
エピソードや人間関係が連鎖しないからな
この描き方だと無言の主人公は単なる心の病気の人だよ

ルシファー、ツヨクミ、アブディエルやラフムには目的や主体性があるけど
人間キャラは本当に添え物という感じで
3の世界観には現実へのアンチテーゼがあったけど5は人間が滅びてしまった後の人形みたいな感じがな

アイツラ結局全部主人公任せやもん